作:ちゃあさん
おそらく他のホステスたちと一緒に、つぶれた店のすぐ近くに新規開店した高級クラブに移籍したのかもしれない。
不自然なくらい倒産の直前にホステスたちは店を辞めていた。
この店だけではない。名だたる名店のナンバーワンクラスのホステスが、業界の仁義を無視して何人もこの店に移籍しているらしい。
彼女の香水の匂いが漂う。
おかしいな?このコはこれが嫌いだと言っていたはずだが・・・?
愛想の良い、気の利く女の子だったのだが。
エレベーターは最上階で止まった。
俺は・・・
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