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Nomal 松戸彩子だった。 /すきな2 (08/08/31(Sun) 00:46) [ID:7O1B7ddH] #75
Nomal 大型ペットボトルだった。 /村人B (08/09/08(Mon) 19:54) [ID:SKO9jwCw] #89
│└Nomal ガバっと身を起こした。 /BlackTree (08/11/09(Sun) 16:35) [ID:85gwYQiP] #180
│  └Nomal 家に戻って・・・あれ? /BlackTree (08/11/11(Tue) 14:53) [ID:85gwYQiP] #185
│    ├Nomal すっかり堪能しちまった・・・ /ぷよぽよ (09/04/06(Mon) 19:01) [ID:EyjSvPRf] #430
│    │└Nomal 実験クンの上で腰を振っていた。 /bishop (17/04/19(Wed) 01:40) [ID:6NjGV5KK] #1508
│    └Nomal 体が勝手に /sea (09/04/21(Tue) 22:02) [ID:ULs6CIzv] #433
│      └Nomal 正気に戻って /sea (09/04/21(Tue) 22:48) [ID:ULs6CIzv] #434
│        └Nomal 彩子の目的 /sea (09/04/24(Fri) 21:43) [ID:ULs6CIzv] #435
Nomal 首輪だった。 /FooBar (08/09/30(Tue) 01:09) [ID:wuMiP7a1] #108
│└Nomal 俺の全身は反り返った。 /BlackTree (08/10/01(Wed) 19:25) [ID:WnlLlfOR] #111
│  └Nomal 自分を愛し始めやがった。 /村人B (08/10/05(Sun) 14:28) [ID:SKO9jwCw] #116
Nomal 炊飯器だった!! /喜連瓜破 (14/07/04(Fri) 16:22) [ID:q7bMXToV] #1193
Nomal 半透明の大きな弁当箱だった。 /喜連瓜破 (14/07/05(Sat) 12:21) [ID:q7bMXToV] #1196


親記事 / ▼[ 89 ] ▼[ 108 ] ▼[ 1193 ] ▼[ 1196 ]
■75 / 親階層)  松戸彩子だった。
□投稿者/ すきな2 -(2008/08/31(Sun) 00:46:36) [ID:7O1B7ddH]
    2008/09/30(Tue) 08:07:34 編集(管理者)

    「お、起きたね、実験君。」
    こいつははっきり言って異常者だ。
    俺を勝手に実験君とかニックネームをつけ、怪しげな発明の実験台にしやがる。
    だが困ったことに、めちゃめちゃ可愛い。
    「うちの健一には勿体無いぐらいよねぇ。」
    何も知らない母は、こいつが俺の彼女だと思っている。
    「てめ、何勝手に家に入ってきてんだよっ!・・・・何だよそれ?おい・・・サイコ・・?」
    彩子は背負ってきたバッグを床に下ろした。そして中から何かを出そうとしている。明るい色のセミロングのさらさらヘアにぱっちりとした大きな目。ほっそりとした体つきに大き目の胸。
    そう、実は俺は彩子だ大好きだった。
    その怪しげな性格までもが。
    「やっと試作品完成なのよ。実験君。お休みのところ悪いけど、早速実験開始よ!いいわね?」
    彩子が両手でバッグから引っ張り出したのは・・・
[ □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 75 ] / ▼[ 180 ]
■89 / 1階層)  大型ペットボトルだった。
□投稿者/ 村人B -(2008/09/08(Mon) 19:54:42) [ID:SKO9jwCw]
    焼酎大二郎、とか書いてある取っ手付のアレだ。中には鳥肌の立つような怪しい色の液体が入っている。

    横目でサイコの様子を伺いながら・・・ドアに向かってダッシュ!
    猛烈なタックルをくらってベッドにあっけなく押し倒される。
    「いってえ・・・」
    後頭部をベッドの木の部分が直撃。
    あ・・やば・・・気を・・・うしな・・・・・・・




    「!?」

    俺は・・・
[ 親 75 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 89 ] / ▼[ 185 ]
■180 / 2階層)  ガバっと身を起こした。
□投稿者/ BlackTree -(2008/11/09(Sun) 16:35:07) [ID:85gwYQiP]
    しまった、迂闊にも気絶してしまった。
    「・・・・・?」
    サイコの姿は無い。
    何もしないで帰ったのだろうか?
    いやいや、あの彩子がそんな・・・
    階下のリビングから母の笑い声が聞こえる。
    電話?いや、誰かと話している。
    そして大音量で聞こえる音はテニスゲーム。
    誰とやってるんだ?
    そっと廊下に出ると、正面に彩子が立っていた。
    「なんだよ・・・サイコ・・・あ・・・サイ・・コ?」
    サイコはふてくされたような表情で俺を指差し・・・真似してるんじゃねぇ・・・って今のサイコの声が・・・俺の口から・・・あれ、廊下の突き当りって姿見の鏡・・・ってことはサイコは俺?あれ?
    「ああああっ?」
    間違いない。俺がサイコの顔でサイコの服を着て・・・なんだよこの胸っ!!
    「ひょわあっ。」
    ・・・・・・・・・俺の胸・・・・触られた感触・・・
    ドタドタドタッ
    俺は階段を駆け下りた。
    案の定、お袋と俺が楽しそうに大型液晶モニターの前でゲーム機のコントローラを振り回している。
    「あ、サイコおはよう。」
    「サイコちゃんいらっしゃい。きゃっ!!やったわねえぇケンイチ。」
    「これでジュースだぜっ!!反撃ぃ!!」
    再びゲームに熱中し始める二人を俺は呆然と眺めていた。
    「ちょ、ちょっと・・・・ちょっとってばっ!!」
    サイコの金切り声で叫ぶ俺。
    「何だよサイコ、もう帰るの?」
    俺の顔でサイコがニヤっと笑う。
    そしてポケットから何かを取り出し、指で弄っている。
    あれは・・・確か去年に人体実験された人間リモコン!?
    「サイッ・・・・コッ・・・帰るね。オバさん、お邪魔しました。」
    「あら、また遊びにいらっしゃい。」
    「はぁい、実験君、またね♪」
    にこやかに笑顔で答えた俺はサイコのリュックをしょって表に出てしまった。
    「・・・・くっ!!サイコ・・・何のつもりだっ!?」
    俺は・・・
[ 親 75 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 180 ] / ▼[ 430 ] ▼[ 433 ]
■185 / 3階層)  家に戻って・・・あれ?
□投稿者/ BlackTree -(2008/11/11(Tue) 14:53:10) [ID:85gwYQiP]
    制服のポケットから自転車の鍵を出している俺?
    サイコの自転車に鍵を指し込み、音楽プレイヤーのイヤフォンをつける。
    サイコのお気に入りのアーティストの曲が流れ出し・・・
    「人間コントローラ改4の威力、どう?実験君。」
    !!??
    口が勝手に???
    サイコの仕業だ・・・

    サイコの家について自転車を仕舞う。
    「ただいまぁっ!!」
    どたどたと部屋に入ってリュックを下ろした。
    鏡前に仁王立ちする。
    「私は松戸彩子よっ!!」
    口が勝手に・・・くそっ・・・
    お・・・おい、何で服を脱ぐんだ?
    「うふふ、今日から私が松戸彩子。この可愛い顔も・・・このナイスボディも私のもの!」
    なんだなんだ???
    何のつもりだ?
    「早速女の体を楽しませて貰おうかしら。」
    そうだ、せっかく女の体になったんだから・・・って違う!!
    「割と胸には自信があるのね〜。ほらっ。」
    ブラから開放されたバストが柔らかそうに揺れる。
    「柔らかぁい・・・うふん・・・気持ちいい。女の子になれて嬉しい!!」
    やばいぞ・・・なんだか本当に嬉しい気がしてきた。
    「松戸彩子になれて本当に幸せ。」
    幸せ・・・だな・・・
    「一生このままでいたいっ!!」
    うん、一生・・・・
    はっ!?
    「ちがーう!!!何だよこれッ!?・・・これからたっぷり女の体を楽しんじゃう!」

    1時間後・・・

[ 親 75 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 185 ] / ▼[ 1508 ]
■430 / 4階層)  すっかり堪能しちまった・・・
□投稿者/ ぷよぽよ -(2009/04/06(Mon) 19:01:51) [ID:EyjSvPRf]
    何度目かの絶頂を迎えてベッドの上で体が反り返る。
    「はあ・・はあ・・・ほんと、私の体って・・・気持ちいい・・・」
    ん・・・今のはサイコの?それとも俺の言葉?
    再びコントロールされてシャワーを浴びる。
    そして強制的にサイコとしての生活を調教されていく俺・・・

    「ちょっと!いい加減に自分に戻りなさいよッ!」
    俺は下校中の俺になったサイコを捕まえた。
    今ではコントロールされていないのに、サイコそのものの身振りや喋り方が身についてしまっている。ノートの字までもが本人と見分けが付かない。
    「そんな美人になれたんだから感謝してほしいぜ。サイコ。」
    あれから1ヵ月半、俺はサイコのままだ。
    確かに私の美貌をいつでも鏡で見れるのは幸せ・・・・いかん。
    このままじゃ本当に私が松戸彩子にされちゃうわ。本当は実験君なのに。
    なんでこんな美人でキュートな私を・・・あれ?
    なんなのよこれ?
    私は・・・
[ 親 75 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 430 ] / 返信無し
■1508 / 5階層)  実験クンの上で腰を振っていた。
□投稿者/ bishop -(2017/04/19(Wed) 01:40:24) [ID:6NjGV5KK]
    私に調教される時に、既に処女を俺に捧げさせられていた。
    彩子と俺は身体の相性がよく、互いに求めあった。
    今日もまた快楽に翻弄されていた。

    「ハァハァ、良いわ。気持ち良いわよ、実験クン」
    「俺もだ。彩子」


    ………………


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▲[ 185 ] / ▼[ 434 ]
■433 / 4階層)  体が勝手に
□投稿者/ sea -(2009/04/21(Tue) 22:02:17) [ID:ULs6CIzv]
    「ア〜ン、、、気持ちいい!!」
    (ダメだ、からだが勝手に、、、イヤンッ、って俺、、、)
    操られるがままに胸や内股、そしてオマンコを自分でせめてしまう。
    「私の弱いとこ全部教えてあげる!」
    (体に力が入らない、、、もう止めて、、、アンッ、おかしくなっちゃう)
    「き、気持ちいい! もっと!! もっと激しく!!!」
    (ダ、ダメッ! もうどうにかなっちゃいそう、、イ、イクッ?」
    今まで感じたことのない快感に体はガクガク、
    すでに限界を超えているのに意思とは無関係にさらに激しく体を弄る手。
    「イクッ、イクっ!イクゥ〜!! 最高!!!」
    ガクガクと崩れ落ちる体。
    気持ちと体が分解してしまうような快感に何が起きてるのか分からず
    女としての初めての絶頂を経験してしまった。

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▲[ 433 ] / ▼[ 435 ]
■434 / 5階層)  正気に戻って
□投稿者/ sea -(2009/04/21(Tue) 22:48:29) [ID:ULs6CIzv]
    2009/04/21(Tue) 22:52:09 編集(投稿者)

    「サイコ! どういうつもりだ!」
    意識を取り戻してやっと冷静になった俺。
    「うふふ、気持ち良かったでしょ!」
    鏡の前で可愛く喋るサイコ、ってか今は俺じゃん!
    「いったい何がしたいんだ? だいたいなんで俺がサイコになってんだ?」
    サイコの体で鏡の前で会話する俺たち。
    「女の子なんだからもっと可愛らしく喋りなさい! はい、やり直し!」
    「いったい何がしたいのよ! どうして私が彩子になっちゃってるの?」
    可愛らしい仕草と喋り方で言い直す俺。
    「え?今のって私が自分で喋ったの?? ってどうしちゃったの私?」



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▲[ 434 ] / 返信無し
■435 / 6階層)  彩子の目的
□投稿者/ sea -(2009/04/24(Fri) 21:43:36) [ID:ULs6CIzv]
    「はい、よく出来ました。 
     これからは女の子らしい仕草と喋り方しか出来ないわよ。」
    満足そうなサイコ。
    「どういうこと?いったい何がしたいの?私をどうする気?」
    自然と女の子らしい仕草と喋り方になってしまう。
    「はいはい、じゃあ教えてあげるわね。
     今回の人間コントローラーはあらゆることをコントロールすることができるの。
     今みたいに仕草や喋り方、声や体型までもね!
     でも自分で自分はコントロールできない。
     だからあなたと入れ替わったの。
     これで私はパーフェクトな女になるのよ。」

[ 親 75 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/

▲[ 75 ] / ▼[ 111 ]
■108 / 1階層)  首輪だった。
□投稿者/ FooBar -(2008/09/30(Tue) 01:09:53) [ID:wuMiP7a1]
    「なんだよそれ。犬プレイでもするつもりか?」
    「何言ってんの?これが犬の首輪に見えるっての?」
    サイコには俺の精一杯のヒニクも通じない。その首輪にしか見えないナニカを俺の方に放り、バッグからもう一つ、同じようなものを取り出した。違いは、色だ。俺が茶色で、サイコの持っているのが薄いオレンジ。まあ、あんまりかわらないが。
    「さあ、着けたまえ、実験君」
    「何をいってやがる」
    俺はそれをぽいと放りだした。
    「なんだか分からないものをホイホイつけるほど、俺はやすくねー…おわっ!なにを!」
    サイコはそのヤワそうな身体からは想像も付かないようなスピードで俺に飛びかかってきた。一瞬で茶色の首輪をつかむと、俺に……
    「ぶわっ、うぷっ、な、む、む、ムネ……」
    パチリ。
    顔中に押しつけられた弾力に不覚を取られた。首元で不吉な音が鳴ると、首の後ろにチクリとした痛みが走った。
    「うっ!……なんなんだよ、いったい」
    サイコは俺から離れると、自分の手に持ったオレンジの首輪を自分に巻いた。
    「ふふふ、これはね、他人の身体をリモート・コントロースする装置なのよ。略して人間リモコン!」
    「そのままじゃねえかよ!」
    「いいのよ!商品化はまだ先なんだから!」
    (売るつもりかよ!)
    「今回はコッチが送信、そっちが受信。送信側の思考は、受信側に送られて、脊髄から脳幹に打ち込まれた神経プローブを通じて受信側の身体を操るのよ」
    「……なあ、それってムチャクチャ危なくないか?」
    さっきのは、何か神経がどうかされたらしい。よくわからんが。
    「なにもしなければ大丈夫よ。無理矢理引っこ抜いたりすると、神経傷つけて即死するかもしれないから気をつけてね。」
    「超危険じゃねぇかよ!」
    そういう間に、サイコは自分の首輪を調節し、パチリと止めた。おっ、いまの一瞬の表情、ちょっと良かったな。って、そうじゃねぇ。
    「そしてこれが、リモコンのスイッチよ。略して……」
    「リモコンリモコンか?」
    「実験君のくせに生意気だわね!問答無用!えいっ!」
    その瞬間、
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▲[ 108 ] / ▼[ 116 ]
■111 / 2階層)  俺の全身は反り返った。
□投稿者/ BlackTree -(2008/10/01(Wed) 19:25:58) [ID:WnlLlfOR]
    『成功かしら。どれどれ・・・』
    サイコの考えていることが筒抜けに俺に伝わってくる。
    目の前には目を輝かせているサイコ。
    「おい・・・サイコ・・・・なによっ・・・・俺の口で喋るな!!・・・・ふふん、サイコ様、俺は貴女のシモベです。なんなりと、お好きに身体を使ってください・・・・だあああっ!」
    「言ったわね、実験君。じゃあ遠慮なく!」
    俺の身体が勝手動いてベッドに座った。
    サイコがバックから何かを取り出して俺に手渡す。
    「何・・・ミミカキ!?」
    サイコがベッドに飛び乗り、俺の膝に頭を乗せた。
    俺の手が優しくサイコの髪の毛を掻き分けて、耳掃除を・・・・
    「うう〜ん。気持ちいい。」
    すべすべのしろいほっぺ、首筋、シャツからちらりとブラが覗く。
    「サイコ様・・・次は肩をお揉みしましょう。」
    サイコはすっかり俺の体のコントロールを奪っていた。
    制服のブレザーを脱ぐと、白いブラウスにうっすらとブラジャーが透けている。
    細い肩に俺の手が・・・

    サイコは俺の身体を使って散々自分に奉仕させた。
    全身をマッサージし終わり、さすがにぐったりだ。
    「今日の実験は大成功ね。実験君、終わりにするからこっち来て、それ外すわ。」
    「はい、サイコ様のお役に立って幸せです。」
    やれやれ・・・やっと開放されるのか。
    俺の視線が目の前のサイコの顔に釘付けになる。
    「・・・こうしてみると・・・私の顔って・・・凄く可愛くない?」
    俺の口から赤面しそうな台詞が・・・
    「胸もかわいい・・・サイコ様・・・可愛いです。」
    本体のサイコが自分の台詞に無言で赤面している。
    「サイコ様・・・ああ・・・何だろうこの衝動・・・我慢できない!」
    俺の身体が勝手にサイコを抱き寄せる。そして顔を近づけると・・・サイコが俺に唇を押し付けてきた。
    股間がズボンの中で激しく反応し始めた。
    硬くなった部分が抱きついているサイコのお腹に当たる。

    サイコは・・・
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▲[ 111 ] / 返信無し
■116 / 3階層)  自分を愛し始めやがった。
□投稿者/ 村人B -(2008/10/05(Sun) 14:28:59) [ID:SKO9jwCw]
    「サイコ・・・最高。可愛いよ。」
    恥らうサイコを俺の体が犯し始める。
    いや、サイコが自分で・・・めんどくさいな。
    俺だってサイコが好きなのに。
    「俺も・・・サイコが好きだったんだ。」
    おい・・・
    「ごめん、なんか考えてる事が判るんだよ。」

    サイコ同士で一回。
    俺自身の意志でもう一回、俺たちは愛し合った。
    「サイコ・・・」

    「なあ・・・サイコ何考え込んでるんだ?」
    サイコは立ち上がってスカートのすそを直した。
    「帰るね。ばいばい。」
    そのまま帰ってしまう。

    翌日もサイコがやってきた。
    そしてバッグからまた何かを取り出した。
    「何だよソレ?」
    「昨日のの改良版。付けるから首出して。」
    半透明のフィルムのような物を俺の首筋に貼る。
    すぐに肌の色と同化して見えなくなってしまう。
    「機械部分を平面化して配列したから厚さは0.2ミクロン以下になった。そのフィルムは自己癒着型の人工培養皮膚。」
    そういいながら自分にも同じものを貼り付けている。
    また俺を操るつもりらしい。
    まあ、サイコだったらいいか。
    サイコが真剣な眼で俺を見つめて首筋をいじりながら言った。
    「あの・・・俺、サイコに恋しちゃったみたいなんだ。誰にも渡したくないぐらい。」
    な、なんだよ俺って・・・
    「愛してる。サイコ。」
    目の前に俺がいる。
    俺は首筋から手を離した。
    長い髪がはらり、と手から離れる。
    「な・・に・・・・ええええっ?」
    体を見下ろすと、サイコの着ていた服。
    盛り上がっている胸が揺れる。
    「お互いをコントロールしてるんだ。脳味噌はそのまま、体は相手を。」
    サイコになっちまった。
    「ふざけんな・・・元に戻せよ!」
    サイコの声で叫ぶ俺。
    慌てて装置のある辺りをまさぐったが、何の痕跡もない。
    「人工皮膚は同化しちゃってるはず。内部の装置は組み込んだナノマシンが、装置自体を神経に直結してる。だからもう外せない。」
    サイコは俺の顔で嬉しそうに笑った。
    そして・・・
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▲[ 75 ] / 返信無し
■1193 / 1階層)  炊飯器だった!!
□投稿者/ 喜連瓜破 -(2014/07/04(Fri) 16:22:15) [ID:q7bMXToV]
    「な・・・なんでうちで米炊くんだ?」
    完全黙殺。
    彩子は続けてバッグからペットボトルに入った怪しげな色の流動物を炊飯器に流し込み始めた。
    「うふふふ・・・」
    嬉しそうな彩子。バッグを肩に立ちあがる。
    「5分たったら炊飯スイッチを押すのよ。じゃ。」
    「おっ、おいっ!?」

    帰ってしまった。なんなんだ?
    残されたのは勉強机の上の炊飯器。
    「あ、5分・・・」
    俺は、
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▲[ 75 ] / 返信無し
■1196 / 1階層)  半透明の大きな弁当箱だった。
□投稿者/ 喜連瓜破 -(2014/07/05(Sat) 12:21:48) [ID:q7bMXToV]
    中身が弁当ではないのは明白。
    ぎっしり何かが詰まっていて、所々でLEDが点滅している。
    「LTEで接続っと。おっけぃ。準備完了。実験君、ちょっと後ろ向いて?」
    「えっ?何するんだ・・・いてっ。」
    首筋にチクッと痛みが?
    「世紀の大発明の被験者第一号の栄誉、うれしい?」
    「今度は何の実験だ?」
    彩子は満面の笑みで答えた。
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